シンガポールでの生活
ex freeeの@joe_reです。
裏freee developers Advent Calendar 2018の14日目の記事を書きます。
何を書こうか迷ったんですが、freeeをやめた後の近況報告も兼ねて、シンガポールでの生活を中心に書こうと思います。 (退職記事はこちら)
いつから、どういう形態でシンガポールにいるの
今年の10/1から住んでいます。なのでまだ2ヶ月と少しという感じです。
会社としては本社をシンガポールに置いていて、支社が日本にあります。
僕は日本支社から出向している日本人駐在員という形で就労ビザを取っています。
どこに住んでいるの
オーチャードとサマーセットの間に住んでいます。
ショッピングがしたい観光客向けの場所という感じで、日本で言うと銀座みたいな感じです。
これはサマーセット駅の駅ビルの入り口です。中に無数のお店があり、ウィンドウショッピングは無限に無料でできます。
また、中にドンキホーテ(シンガポールでは商標権の問題でドンドンドンキに名前が変わっている)やTokyu handsがあります。 ドンキホーテは24時間空いていてクッソ便利です。値段も日本とそんなに変わりません。お酒以外は。 僕は行く度にここでカップラーメンを5,6個買って帰るルーチンに陥っています。
ブランドにあまり興味がないので特に何か買い物した記憶はありません。
今はクリスマスシーズンなのもあって、クリスマスイルミネーションでライトアップされていたり、夜な夜なライブやってたりして、週末の夜はめっちゃ賑わってます。
物価
純粋な数値だけを見ると、シンガポールは物価の高い国ですが、住んでみると高くは感じないです。 もちろん日本も物価の高い国なので、他の国と比べるとまた違うとは思いますが。
この記事によると、東京が3位でシンガポールが5位だそうです。
物価の高い都市のベスト10にアジアが5都市、日本は何位? |ビジネス+IT
ただし、高いものと安いものははっきりと日本と違います。
交通機関は安い
シンガポールに来てまず驚いたのは、交通機関の安さです。 電車とバスなら、2.5シンガポールドル(今のレートでだいたい200円ぐらい)でほとんどの場所に行けます。 特にバスはクッソ安い。
タクシーも日本に比べるとめちゃめちゃ安いです。
僕の住んでいるところから空港まではだいたい20キロぐらいなのですが、時間帯にもよりますがだいたい20S$(1,600円)ぐらいで行けます。
シンガポールで今主要なライドシェアリングサービス(Uberみたいなやつ)はGrabです。 使い勝手が良くてポチるだけですぐに迎えに来てくれて、今のところトラブルはありません。
シンガポールに来た時は入れておくと便利です。
嗜好品は高い
反対に高いのは、酒などの嗜好品です。
もちろん税金が高いのと、これらは基本的に輸入品なのがあって、下手すると日本の3倍ぐらいしている場合もあります。 缶ビールでも1.5〜2倍ぐらいなイメージです。
生活に必要な交通機関は安く、反対に嗜好品が高いのはシンガポールの合理的な部分を強く反映している部分だと思います。
酒が高いことに起因する1つのクソみたいなエピソードがあるのですが、思い返してみたら本当にクソみたいな話だったし面白い気もしなかったので割愛します。 酒の肴にでもしますので飲みに行きましょう。
食事はものによる
食事は、贅沢しようと思えば高いし、安く済ませようと思えばいくらでも安く済ませられます。
観光客向けの食事や日本食は高いですが、ローカルフードならだいたい5S$〜8S$ぐらいで満足できます。
東京に住んでいる人からすれば逆に安いのではないでしょうか。
シンガポールには、ローカルの人のメジャーな食事処としてホーカー(hawker)と呼ばれる屋台形式のお店が集まった場所がたくさんあります。 活気のある場所が多く、競争があるのでハズレのお店は少ないと思います。 ローカルフードを安価に楽しみたいならすごくおすすめです。
写真はセラングーンのhawkerで頼んだお粥料理です。
家賃は高い
家賃に関して具体的な金額までは詳しく知りませんが、基本的には高いと思います。 こちらでは結婚して子供ができるまでは、ルームシェアする人が多いみたいです。 僕は場所の関係もあってとても一人で払える金額ではないので、会社の補助 + 同僚と3人でルームシェアという形でコンドミニアムに住んでいます。
住居
前述の通り、同僚と3人でルームシェアをしています。間取り的には多分3LDKって感じです。
これはリビング
キッチン
部屋
10Fに住んでいます。眺めはこんな感じです。
共有部にはBBQスペースやプールもあります。プールには一度も入っていません。入りたいとは思っています。
既婚者は僕だけで、奥さんがたまに来るので、ありがたいことに一番広い部屋をもらっています。
1人や2人なら余裕で泊められるので、もしシンガポールで旅費を安く抑えたいなどの気持ちがある方はお声がけください。
食事
辛いものが多いですが、そればっかりってわけではないです。むしろ辛くないものの方が多分多いです。 ただ辛いものが好きな人は、何にでもチリソースをかけます。
配慮はされていて、勝手にチリソースかけられて出されるなんてことはあんまりと思います。 お店で何か頼んだ時にドゥーユーウォントチリ?みたいな感じで聞かれると思うので、辛いものが苦手な人はノーと言える日本人になりましょう。僕は辛いもの苦手なのに結構イェスって言ってます。
僕が最高に好きな朝食メニューにカヤトーストというものがあります。
これはトーストにカヤジャムという、ココナッツミルクと卵とはちみつなどなどを混ぜ合わせた結構甘いジャムを挟んで、日本で言う所の温泉卵をかけつつ食べるみたいなメニューです。
言葉にすると全く美味しさが伝わらないと思いますが、僕がこれが好きすぎています。 家の近くにはヤクーンカヤトーストというお店とトーストボックスというお店があり、これがカヤトーストを食べられるお店としては(多分)有名です。4.5S$とかだったと思います。
非常に美味しいのでおすすめなのですが、これをローカルの友達に話した時には「俺のよく行く喫茶店なら2.5S$で食べられるし、なんなら自分で作るよ」と言われました。
まぁ多分日本で言う所のスターバックスみたいな感覚なんだと思います。自信はないです。
あまり日本で馴染みのない料理として、エイ(スティングレイ)があります。写真は撮り忘れました。 食べる前に想像していたような臭みはなくて、さらに思ったよりも歯ごたえがあって美味しかったです。
が、一緒に提供されていたチリソースは地獄のような辛さでした。
あとは土鍋(クレイポッド)料理もローカルなメジャー料理です。クッソうまいです。
あと有名どころであるところのチキンライスは当然美味しいです。僕は蒸してあるパターンを好みます。
交流
シンガポールにいてというよりは、海外に住んでみてということになると思いますが、趣味の大切さを特に感じました。
最初は日本からきたばっかりなので当然遊びに行く友達もおらず、一日中家にいることがほとんどでしたが、最近は趣味を通じて交流することが増えてきました。
僕の場合は、音楽(一応これでもギターをやってたりします)とボードゲームが主な趣味です。
もちろん現地の人と交流しようと思うと言語の壁はありますが(そして僕にとってそれは決して低くないですが)、共通の趣味や同じように興味を持っていることがあると格段にその敷居は下がるのを感じます。
勉強して言葉を喋れるようになることも大事ですが、それ以上に、自分が何に興味を持ち、何が好きで、何が嫌いで、何をしたいか、みたいな部分をしっかり持つのが大事だと思います。 音楽やってて良かったです。
話は変わって、シンガポールのカラオケに基本的に日本の歌はないですが場所を選べばあります。シンガポリアンで日本に興味がある人は日本のアニメをたくさんみている人が多いです。
あと日本語バッキバキにできるシンガポール人と出会うと刺激になります。なんでこいつシンガポールにいてこんなに日本語喋れるんや。
仕事
長くなったので割愛します
終わり
年末、12/20〜12/30ぐらいまで日本にいます。飲みにでも行きましょう。お土産あげます。お願いします。
シンガポールに来る予定がある人もぜひお声がけください、案内します。
明日はmacha3162さんです。